初めてエージェントを使った話

ポートフォリオの作成を終えて、個人事業主として営業を始めようとした矢先、ふと考えました。
ん、どうやって営業すればいいんだろう?何もとっかかりがない…。
厳密にいえば、デジLIGを通じて、とっかかりはつかめるのでしたが、いきなり一人称で受けることにちょっと戸惑いもあったんです。
そこで、エージェントに登録して、まずは組織の中で働こうと思い、ちょうどいいタイミングで仕事に就けたのでそのお話をします。

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2023年8月Web業界へ

この記事を書いているのはちょうど働き始めて1ヶ月がたった時になりますかね。

学術系のWeb関連会社でコーダーとして10時から17時まで仕事をしています。
仕事内容は、100以上もあるクライアントからのサイト更新依頼を受け、ページを更新したり、新規ページを作成したりというのが主な仕事です。新規制作案件もありますが、まずは更新業務に慣れてもらうということで、日々作業に励んでいます。

Web制作というとクリエイティブなキラキラしたイメージがありますが、どっちかというと学術系のお堅いサイトが主なので、デザイン的な面白さはないかもしれません。
そのかわり、毎日バラエティ豊かなサイトをいじらせていただく経験が積めており、それが面白いです。
古いものですと、2006年とかいうHTMLとPHPでできたサイトがあったり、最新のWordPressでつくられたものがあったり。

さたぼーにとっては、空白となっていた教師時代のWeb経験を埋めてくれることになっており、今は貴重な経験ですね。

更新業務に慣れてきたら、WordPressのテーマ制作と改修をさせていただく予定となっています。まだ、数ヶ月先の予定ですけど、この職場でWordPress開発まで経験を積みたいと思っています。

7月からエージェント営業

この現場はエージェントを通じて紹介してもらったんです。

7月にポートフォリオサイトを公開して、すぐにいくつかのエージェントに登録して、気になる案件にどんどんエントリーしていました。

エージェントから電話をもらったりして、エージェント内選考までは進むのですが、なかなかそこからクライアント企業への面接までは進めませんでした。

2週間がたった矢先、一本の電話が。

エントリーしていない案件ですが、エージェントから直の誘いを受けたのが今の案件です。
エージェントによれば、さたぼーの経歴をみて、学術研究系の適性があると判断してお誘いをかけたんだそうです。

まさか、Webとは真逆のキャリアがここで生きてくるとは・・・。
人生何が幸いするかわかりませんね。

遅めの出勤で定時上がりという条件も都合が良かったので、クライアントとのカジュアル面談を経て、採用ということに!

Web制作者としては、春からフリーランスとして独立していたのですが、まだ、大した営業もしていなかったこともあり経済的にも助かりました。

そんな感じで、今はオフィス常駐で夕方まで多様なWebサイトに触れながら経験を積み、夕方からは自身のフリーランス活動をするといったスタイルです。

実はキラキラ案件も同時に採用されていた!

運が巡ってくる時というのは、同時並行的にいろんな誘いが来るものです。

実はWebデザイナーが憧れるキラキラ案件も別のエージェントからお誘いを受け、面談を経て採用が決まってました。

こちらは、週1のみ出勤のリモートで、MacBook貸与、報酬も3割増しの好条件、外資系の会社でした。何よりも新規制作案件をまるっと任せてもらえるという夢のようなものだったのですが、ちょっと立ち止まって考えてしまったんです。

GitHubでディレクターとやりとりしながら大手外資系自動車のサイト制作をするということでしたが、いきなりB to B 案件をリモート主体でやることにちょっとビビってしまったんです。

20代の若さだったら勢いで受けたところなんでしょうけど、
「さすがに50過ぎて”案件飛ばした”ってなったら目も当てられないな・・・」
そんな風に考えちゃったんですよね。

もったいないとは思いましたけど、面談の時に結構これまでの制作実績を突っ込まれて、これは落ちたな、と思っていたので、棚からぼた餅な感じでしたからこだわりはなかったです。

それよりも、今のスキルでここまで採用してくれる案件があることに自信を持ちましたし、学術系の案件でスキルをアップしていけば、半年後・1年後にはもっと楽に営業できるという確信が得られたことの方が大きいです。

でも、ちょっぴりだけ、やってみたかったかな。
やっぱり、青山・表参道をMacBook片手に颯爽と歩いてみたかったですかね。

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