IT講師採用面談を受けて

2024年1月31日、某大手SIerのIT講師の面談を受けました。そして、何ということでしょう!スキルチェックテストで満点をとったんです!

これは自分にとっては快挙!
事前にメンターからは養成講座スタート前にやった事前テストをしっかり復習してくださいとあったものの、まさかまさかです。
まだ、正式採用の通知は来ていませんが、おそらく内定でしょうということでしたので、春からは登壇できることになります。

今回は講師面談の様子を可能な限りお伝えしたいと思います。

目次

IT講師とは

「IT講師」ってあまり聞きなれない言葉ですよね。

プログラミング講師とも言い換えられますけど、簡単に言えば企業の新人研修向けの講師ということになります。

よくある小中学性向けのプログラミング教室の先生とかじゃなくて、ガチの企業研修講師ということです。

したがって、求められるスキルも高いので、基本的にはエンジニア実務経験3年程度の知識を持っていることが大前提なんです。

その分報酬もよくて、正社員エンジニアよりも圧倒的に高額な月収を受け取ることができます。

ただし、仕事が4月から6月に集中しているので、それ以外の期間は自分で稼ぐ手段を持っていないとちょっと厳しいかもしれません。(IT講師のすごい人たちは、この3ヶ月間で一年間の生活費を全て稼いでしまう人たちもいるようです。なかなかすごい世界です。)

実務未経験どころかWebデザイン(HTML,CSS,JavaScript)しか経験がない私がどうしてIT講師の面談を受けることができたかは、別の記事でご紹介していきます。

面談までの不安

まず、大前提として、私は今回の面談を半ば諦めていました。

10月からJavaの勉強を始めたのですが、明らかに勉強不足というか、学習時間の物理的な少なさからくる知識不足がそれまでの4回の養成講座で指摘されていたし、自分でも自覚していたからです。

もう、来年でもいいかな、という思考モードに入っていました。

メンターのSさんだけは、

「さたぼーさん、絶対大丈夫だから、諦めずにがんばりましょう!」

といっていてくれてたんですけどね。

でも、その励ましも、この人の自信はどこからくるものなのだろう?冷静に考えても時間が足りないと思うんだけど。

と、不思議と冷めてしまっている自分がいて、ちょっと情けなくなってきていました。

緊張の中でのリモート面接

面談という名称でしたが、中身はガチの面接でした。

事前にその情報は伝わってきていたので、過去に面接で聞かれた内容を自分なりにまとめて臨みました。また、服装もスーツということでしたので、パソコンの前にスーツで身を固めて座りました。

初めての体験でしたので、ちょっと不思議な感じでしたが、IT講師になるとリモートで受講生とやりとりすることも多いということでしたので、画面越しからの振る舞いも大切にしなければいけないと学ばされた感じです。

私の面接では、以下のようなことが聞かれました。

  • 志望動機
  • 3分間のセルフスピーチ(自分の強みや、講師になった時に今までのキャリアがどう役に立つか)
  • これまでのキャリアの説明
  • 若者相手のコミュニケーションに違和感はないか
  • 今後の自分自身のキャリアの描き方は

全体的な印象としては、やはり社会人経験を重視しているということのようです。これまで築いてきたキャリアをどう講師としての仕事に活かしていくのかを新人研修の中で確認したいということと受け取りました。

まあ、その大前提としては正しいプログラミング知識が必要なのですが・・・。(実は自分はここが一番大変!)

面談は30分程度で終わりました。ちょっと言葉足らずなところもあったのですが、「やる気」だけはアピールしたつもりでした。

さあ、次は問題のスキルチェックテストです。

Javaの幅広い知識が問われるスキルチェックテスト

スキルチェックテストは一問5点、全部で20問、100点満点中80点が合格点です。
つまり、5問以上間違ってしまうとそこで終了ということになります。

学習期間が3ヶ月の自分は正直不安しかありませんでした。

内容はJavaの文法だけでなく、SQLやサーブレット、JSPなどの周辺技術まで満遍なく聞かれます。

当然、何も対策してなかったら自分の場合はそこで終了でした。

自分なりに対策をしたり、メンターからアドバイスをもらったりしながら、内容をまとめていたので、ほぼほぼ解けたのがとても嬉しかったですね。

養成講座が始まる前の10月に事前テストというのがあったのですが、そこから沢山出題されていたのも幸いでした。

実は、この事前テスト。10月に受けた時は、全くワケワカメで4択問題選択を適当に選ぶことしかできなかったんです(HTMLの問題だけは解けました)。

それが、1月にもう一度解き直したら何ということでしょう!

問題文の意味や解答の間違いに気づくことができるようになっている自分がいました。

3ヶ月の学習は無駄にはなっていなかったということですね。

そんなこんなで、スキルチェックテストは30分の時間を15分ちょっとでおわして提出しました。

Webテストでしたのですぐに結果がでます。

確認したところ、

100点!

何ということでしょう!

これまでの努力が報われた瞬間が訪れました。

zoomを終了して、ネクタイを外すと何故か目頭が熱くなっている自分がいました。

まだ、正式に合否は出ていませんが、おそらく大丈夫だろうというメンターの情報です。

春からの登壇に向けて、さらに精進していこうと思っています。

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