駆け出し期はオフィス常駐が最適な理由

kagurazaka

独立から2年。最初から全て一人で仕事することに漠然と不安を抱えていたため、神楽坂にあるWeb関連会社で働かせていただく機会を得ました。
オフィス常駐の案件です。
Web業界では、リモート案件が人気があってもてはやされてますけど、駆け出し期はチームコミュニケーションがとれるオフィス常駐の方がいいと自分は思ったので単価は若干安かったんですけどこちらの環境をえらびました。
実際これが大正解!。
今回はうまくはまったその理由についてお話ししていきますね。

目次

シニアからのWeb業界でのスキルアップは派遣が最適

フリーランスとして独立してスタジオを運営してるんですけど、まだ引っ越してきたばかりで、仕事をとって安定するまでは時間がかかるんですよね。
自分の名前を周知させて信頼を得ていくには、いろいろ営業をかけたり、もう少し実績をポートフォリオにいれたりしなきゃなーと思ってました。

Webデザイナーといっても、スクール卒業したばっかりなんで、ザコなんです!

とりあえず、生活費を稼がなきゃいけないというのが、営業よりも先に立っていたというのが現実です・・・。

友人や知人からサイト制作の仕事を請け負ったことはありましたが、まだまだスキル不足だったりして、まともにお金をいただくようなことはやっていないんでした。

あ、今のスキルなら、ちゃんと貰いますよ!

去年はWebデザインスクールに専従していたのでほぼ収入なかったし、貯金の切り崩し生活もそろそろ限界かなー、なんて感じてた日々を過ごしてました。

だから、まずはどんな形でもいいから業界に潜り込んで、生活を安定させる戦略を考えたんです。

そこで思ったのが、派遣案件でした。

派遣案件はオフィス常駐がデフォ(もちろんリモートもありますけど)で、給与所得が安定して得られるので、フリーランスの駆け出し期にはぴったりだと思うんです。

それに、業務委託と違って、時給換算だから、成果物の納期に追われる必要もないし。

Web制作の仕事って納期との戦いですから、経験の乏しい駆け出しフリーランスにはメンタル的にキツいかなと思ったことが大きいかも・・・。

精神的に疲弊する働き方は、教員時代でもう終わりにしようと思ってましたから。

他にも派遣案件のメリットはいっぱいあるんです。

  • 契約が3ヶ月単位なので、スキルアップのチャンスが定期的に訪れる
  • 責任の負担が少ない中で、スキルを磨ける
  • 保険に加入できる(社会保険、雇用保険)

3ヶ月単位の契約はスキルアップととらえる

派遣は非正規といわれて、一般的には正社員よりもポジション的に低いとみられますけど、Web界隈ではちょっと様子が違ってくるんですよね。

時給は2,000円前後が普通にありますし。

一度契約してしまえば、3ヶ月間は収入が安定することに加えて、デザインやコーディングのスキルを高めることができるのは最高の環境だと思います。

自分の場合、デザインよりは、コーディングのスキルだけでなく、ビジネスメールを多用する仕事内容なので、そういうビジネススキルが習得できるのは大きいかなと思いました。

学校や公務員自体、ビジネスメールのマナーはイマイチですから。
これから個人でお客様とやりとりする上では、きちんとしたマナーでビジネスメールを返した方がいいですからね。

他にも今一番いい学びになっているのが、制作更新環境の使い方でしょうか。

ローカルでの開発、テストサーバーでのサンプルアップ、本番環境の運用。
個人でやっていると、なかなか曖昧になる部分ですけど、そこがしっかり学べることがいいな、と思ってます。

3ヶ月後に契約更改がありますが、その時にもう少し、ここで学ばせてもらおうと思えば継続希望を出すだけですし、もう学ぶことはないな、と感じれば後ろ髪ひかれることなくドライに職場を変えることができるのはメリットしかないと思います。

Web業界では、特にエンジニア系は正社員でも2、3年で転職するのが当たり前らしいですから。

1年後のスキルアップに生きる雇用保険

自分は公務員退職なので、リスキリング関係のスクールに入ろうとすると、大抵の場合助成金が降りないんです。

どうしてか?

公務員は雇用保険に加入してないから。

Webデザインスクールもオプション含めて60万円、しっかり全額払いました。

だから、雇用保険に加入しているとスキルアップの恩恵が受けられるんですよね。

大抵の助成は1年以上雇用保険をかけていることが条件になることが多いようです。

だから、最低1年は派遣案件を続けようと思っています。

1年後は、高額なプログラミングスクールも安価にいくことができるなーなんて考えています。

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