社会人になって30年以上になります。
なかなかタッチタイピングが身に付きませんでした。これまで習得タイミングが2度ありましたけど挫折の繰り返しだったのです。
2021年の独立を機にたくさんの時間を手に入れ、ようやく人並みにタッチタイピング術を身に着けることができました。
今回は挫折を乗り越えて50代後半のオジがどうやってタイピング術を身に着けたかを披露いたします。
Macの無料アプリ Typist が自分を救った!
結論から申します。
MacのTypist というアプリがとても秀逸でした。このアプリを使うことで自分はタッチタイピング術を基本正しく身に着けたといえます。
タイピングアプリは世の中にたくさんあり、現在ではブラウザベースでゲーム感覚でできるものがたくさんあります。
寿司打なんかは一番いい例ですね。一度はやったことがある人も多いかと思います。
でも、私がおすすめするのは Typist というアプリです。
どうもMac版しか内容で、Windowsユーザーの人は似たような機能のアプリをぜひ探していただきたいと思います。
Typist の何が優れているの?
今まで私は2度挫折してきたといいました。
なぜ、挫折してしまったのかを思い起こすと、ホームポジションが身につかなかったことに尽きると思います。
これまでタイピング学習ソフトはいろいろ使ってきました。
アニメの好きなキャラやゲーム性があって楽しくできるものとか。
でも全て自分には向かなかったのです。
その原因はそれらのアプリは、寿司打のように制限時間内で単語を打つスピードを競うものを選んでしまっていたからでした。
タッチタイピングの基本は、ホームポジションで正しく打つことをまずは身につけることです。
私はそれを怠ってスピードに走っていたので、当然挫折してしまったのでした。
独立をきっかけに3度目のチャレンジで使ったTypist はそれらと一線を画したアプリでした。
ホームポジションでの正しい打ち方を身体で覚えさせる工夫がたくさん仕組まれていたので、毎日やっていると自分の成長が明らかに分ってきたのでした。
FとJから覚えていく丁寧さ
特に秀逸なのが、左右の人差し指の置き場であるFとJが先頭になるワードを何度も練習させるところです。
FとJの次はASDG、HKLだけを使った言葉をどんどん打たせて、手元を見なくても文字が打てることの面白さに気付かせてくれます。
それが終わると次は別の段に移行し、アルファベットが全て終わると特殊文字へと移るというスモールステップがとても丁寧なのです。
2度挫折経験があった自分でも2週間もするとアルファベットが手元を見ずに打てるようになってきました。
これは面白かったですね。
そして次のステップの数字までは良かったのですが、+-=*?などの特殊文字は結構きつかったです。
右の小指を使う頻度が多くなるとストレスがかかる感じでした。
ここからは、やはり数と時間をこなしていくしかないと思います。
不思議なことにアルファベット26文字が打てるようになると、特殊文字も克服してやろうという気になり、挫折とは無縁で2時間も練習し続ける自分がいるようになったのでした。
Typistで基本を学んだ後は、Webで練習サイトを繰り返す!
1か月が過ぎて、遅いなりに手元を見ないで打てるようになったので、Webでいろいろな練習サイトでトレーニングをするようにしました。
いろんな単語や文章を日本語だけでなく英文も打つようにしました。
どうして英文もやったのか。
プログラミングをやるには英単語を打つことが多いので英文で練習することはとても大事だと思います。
英文はスペースを使うタイミングや頻度、使う文字の頻度が日本語とは違うからです。
このあたりの練習は目標とする仕事のスキルに合わせていいと思います。
最後は寿司打でスピード勝負!
練習サイトでのランクが上がってきたら、最後は寿司打を繰り返して精度を上げるでいいかと思います。
寿司打はゲームに特化しているので、反応速度やタイピング速度を競うものなので、ホームポジションタイピングに慣れてから始めるのが得策かと思います。(そうしないとストレスだけが溜まる…)